藤原浩 ベストセレクション2010

藤原浩 藤原浩 ベストセレクション2010歌詞
1.リラの花咲く港町

作詞:水木れいじ
作曲:水森英夫

春まだ浅い 北国の
青空映(あおぞらうつ)し リラ咲く季節(ころ)か
あんなに愛した おまえのことを
忘れたことなど 一度もないさ
今から戻るよ… これから戻るよ…
しあわせを掴(つか)もうね リラの花咲く港町

さよなら言えず 泣き濡れて
運河のほとり 歩いた日暮れ
氷雨がいつしか 吹雪になって
まつ毛の先まで 凍(しば)れたあの日
今から戻るよ… これから戻るよ…
もう二度と離さない リラの花咲く港町

旅ゆく俺を そんなにも
待ちわびたのか おまえってやつは
霧笛が呼んでる あの坂道で
ふたりの明日(あした)を 約束しよう
今から戻るよ… これから戻るよ…
いつまでも一緒だよ リラの花咲く港町


2.ふたりの始発駅

作詞:田中しゅうじ
作曲:徳久広司

夢ばかり 追いかけて 気づかなかったよ
雨の日も 風の日も おれを待っていた
おまえと も一度 出直そう
わがままやめた 泣かすのやめた
世間に負けずに 生きてゆく
あしたに向かう ふたりの始発駅

愚痴ひとつ こぼさずに 許しているのか
バカな奴 可愛い奴 灯りともす奴
おまえの情けが しみてくる
涙を捨てて 悲しみ捨てて
今日から同(おんな)じ 夢を見る
可憐な花よ 心に咲いた花

振り向けば 人生の 苦さわかる歳
もう二度と 離さない おれを離すなよ
身近にあったね しあわせは
やさしさ抱いて いたわり抱いて
笑顔のおまえと 生きてゆく
あしたに向かう ふたりの始発駅


3.つゆ草の女

作詞:かず翼
作曲:遠藤実

命ふたつを 重ねて生きた
春夏秋冬 忘れるものか
つゆ草の つゆ草の
花は水色 なみだ花
うらみ言葉も 言わないで
見つめた瞳の 哀しさよ

たとえこのまま 逢えなくたって
あなたを愛して 生きると言った
つゆ草の つゆ草の
花は水色 なみだ花
ふたり暮らした 北国の
灯りが瞼に また浮かぶ

なんで運命に 背いてやれぬ
魂が呼び合う この恋なのに
つゆ草の つゆ草の
花は水色 なみだ花
今度生まれて 来る時は
離れはしないと 泣いた女


4.真情


5.あなたが終着駅

作詞:久仁京介
作曲:徳久広司

わがままでした 馬鹿でした
長い月日の 回り道
黙ってわたしに 微笑くれて
待っていたよと 抱きしめる
女ごころの 終着駅は
あなたの胸と 知りました

ふたりでいれば 苦労など
つらくなんかは ないという
あなたのやさしさ 心にしみて
愛の深さを 噛みしめる
戻り道ない 人生なのに
あなたは待って くれました

遅れた春は あたたかい
そんな気持ちに させるひと
今度はあなたに つくして生きる
きっとふたりで しあわせを
女ごころの 終着駅は
あなたの胸と 知りました


6.一緒に暮らそう


7.優子

作詞:いではく
作曲:遠藤実

ありふれた名前で ひかえめだけど
愛する心は 海より深い
離さないよ いつまでも
いのちあずけた 優子 優子
名前のような やさしさをあげたいよ

夕顔の花には 悲しい影が
あるわと涙を 浮かべたおまえ
同じさだめ 見てるのか
長く生きなよ 優子 優子
おまえはおれの やすらぎの花だから

喜びも涙も ふたりで分けて
よりそい暮らそう それだけでいい
苦労かけた そのぶんは
きっとつぐなう 優子 優子
名前に似合う その笑顔いつまでも


8.雨音のバラード

作詞:円香乃
作曲:水森英夫

こんな雨の日は いつも想い出す
静かに閉まる ドアの音
幸せは きっと あの日 失(な)くした
今日限り すべて忘れると
何度 決めただろう
愛のかけら 縫うように
…しとしとと…しとしとと
今日も あの日も 雨が降る

こんな雨の日は 夢を見たくなる
別れたことも いさかいも
悪い夢 あれは 全部 嘘だと
この雨が 君の涙なら
ずっと 濡れていよう
過去の記憶 抱くように
…しとしとと…しとしとと
今日も あの日も 雨が降る

今日限り すべて忘れると
何度 決めただろう
愛のかけら 縫うように
…しとしとと…しとしとと
今日も あの日も 雨が降る


9.そして旅立ち


10.もう忘れました


11.冬ざんげ

作詞:坂口照幸
作曲:大谷明裕

いつも勢いだけを 俺は頼りに生きた
暮れる窓辺に立てば いつかセピア色
苦労の道を 歩いているのか
夕べの夢が 俺を責めるよ
「何がおまえに…」
「もしや不幸に…」
遠い空につぶやく あゝ冬ざんげ

思い出すのが多く 涙もろくなった
いつもおまえのことが 俺の気がかりさ
男は酒に 救いはあるけど
おまえはどこで 涙拭くのか
「何で独りを…」
「今も独りを…」
ここへ来ての戸惑い あゝ冬ざんげ

おまえに逢える 明日(あした)を運んで
こんなに寒い 季節(とき)よ過ぎ去れ
「何がおまえに…」
「もしや不幸に…」
みんな俺が背負うよ あゝ冬ざんげ


12.命のひと

作詞:松井由利夫
作曲:水森英夫

風の噂を 聞いた
君の噂を 聞いた
一輪ざしで しおれたままの
花のすがたを 見るような
荒れた女の 暮らしとか
あんな別れを したけれど
君は命 今でも俺の 命だよ

夢の影絵の 中で
閉じた瞼の 中で
傷つきながら たしかめあった
君と過ごした 遠い日が
熱い涙の 川になる
つらい仕打ちを したけれど
君は命 今でも俺の 命だよ

さがしつづけて いたよ
胸をこがして いたよ
嵐の夜の ボレロのように
恋のたかまり ぶつけ合う
そんな男女(ふたり)に 戻りたい
長い道草 したけれど
君は命 今でも俺の 命だよ


13.俺の華


14.北の旅人


15.くちなしの花


16.そして…めぐり逢い


17.男の背中


18.湖愁


19.星の流れに


20.秋冬


21.すきま風


22.旅鴉


23.他人船


24.まわり道


25.ついて来るかい


26.君こそわが命